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Belgium / Antwerpen

DUSからの日帰り旅、ベルギー編です。
デュッセルドルフから、「週末はブリュッセルに夕飯を食べに行くのよ」なんていう、グルメな友人夫婦もいたけれど、まぁそんなに近いという程でもないんですよねー。そのブリュッセルから更に北へ47km、アントワープへ行ってきました。
アントワープ・・・なんか聞いたことあるよねー?そうですよ!アントワープといえば・・・
『フランダースの犬』じゃないですか~!ネロとパトラッシュのあのラストシーン(天使に連れていかれるところでパトラッシュがニッコリ笑うんですよね・・・大号泣~!あと、パトラッシュが最後の力を振り絞ってネロを追いかけてヨロヨロとその場所に来るシーンも・・・あぁ、思い出すだけでもうダメだ!)の舞台、
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          Onze Lieve Vrowum Kathedraal ノートル・ダム大聖堂
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大聖堂の前でにこやかに演奏する音楽隊。ぜひともあの曲をやって欲しいですね。
♪ミルク色の夜明け~見えてくるまっすぐな道~忘れないよ~この道を~パトラッシュと歩いた~♪
あー、歌詞を打ってるだけでもうじんわりしてきたのでここでやめ。
でもですね、聞くところによると残念なことにベルギーではあのお話はそんなに人気があるわけじゃないそう。ネロの住んでいたホーボケン村には、今でこそネロとパトラッシュの像が建っているらしいけど、日本から観光客が来るから「それじゃあ!」みたいな感じだったという噂。でもまぁよく考えるとあのお話に出てくる村の人たちって揃いも揃ってひどいですもんねー!(怒)中には親切な人もいるけど、あの村人達のせいでネロとパトラッシュは死んだんだ!と思える結末。そんなお話じゃ、地元に人気が出るわけないか・・・。観光財源の為に受け入れられるネロとパトラッシュ。なんだかまたまたかわいそう。(考えすぎ?)ちなみに私はホーボケン村には行っていません。もしかしたらものすごくいい所かもしれません・・・(笑)観光案内所には日本語のパンフもあるそーです。ネロとパトラッシュが牛乳を運んだ4kmの道程をあるいてみるのもいいかもしれないですね(^v^)



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大聖堂の中は荘厳でとっても素敵。
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これがあの!ネロが観たがっていた、ルーベンスの「十字架降架」ですよー(涙)
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ステンドグラスもきれい。建物内部とのバランスもすごくイイですね
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すごーくお腹が減ったので、オープンcafeでランチをとることに。忙しそうな店員さん、注文をとってくれたはいいけど、待てど暮らせど料理が来ない!辛抱強い日本人はじっと待っていたのですが、よく観察してたら後から席に付いた人が食事を終えて帰っていくじゃないですか~!忘れられてるかも・・・。勇気を振り絞って、覚えたてのドイツ語で(近くだから通じるだろうという考え)「料理がまだ来ていません」と訴えたら、「順番にやってるから」的なことを言われた・・・嘘だ、絶対。そして、驚くべきことに!それからもまたずーーーっと来ないんです!!信じられない・・・空腹でますますイライラしてきました。絶対、日本人だと思ってバカにしているに違いない・・・。私、日本でも海外でもこんなこと一度も言ったことないけど、ものすごい剣幕でがんばりました。「料理がまだ来ていません!遅すぎる!もう1時間も待っています、キャンセルしてください!」と、そんな内容をできるだけコワイ顔をして、その店員にお兄さんにまくしたてた(つもり。ドイツ語だから伝わってないかも?)!
そしたら「もうすぐできる、待っていろ」というようなことを言われた・・・・。そしてしばらくしたら出てきた。絶対忘れてたはずだ!時間のかかるメニューじゃなかった。プンプンしながら食事をしちゃいましたよ。
てな訳で、アントワープのイメージが悪くなってしまったぴっちでした(;_;)
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旧市街のフルーン広場に立つ、ルーベンスさん。頭の上に鳥が・・・!
by pitschi7 | 2011-02-10 19:54 | travel
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